WUSIC(女子大学生ICT駆動ソーシャルイノベーションコンソーシアム)の活動紹介を行っています。

「Project PLATEAU ブートキャンプ for Women’s University Students 2024」レポート

先日WUSIC主催で、Project PLATEAU ブートキャンプ for Women’s University Students 2024を開催しました。

 


イベント概要

名称:Project PLATEAU ブートキャンプ for Women’s University Students 2024

開催日:2024年8月19日~21日

開催場所:1日目 オンライン(Zoom) / 2,3日目 対面(JWUラーニング・コモンズかえで@日本女子大学目白キャンパス)

参加者:約50名

主催:WUSIC

共催:日本女子大学

 

「PLATEAU」とは?

国土交通省がさまざまなプレイヤーと連携して推進する、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。都市活動のプラットフォームデータとして3D都市モデルを整備し、様々な領域でユースケースを開発しています。さらに、誰もが自由に都市のデータを引き出せるようにすることで、オープン・イノベーションを創出していきます。

 

内容

1日目

2日目

  • PLATEAU・GISをより知るためのワークショップ Re:Earth(株式会社Eukarya 田村賢哉氏)
  • アイディアソン(合同会社ワタナベ技研 渡辺登氏)

3日目

  • アイディアソン
  • 成果発表
  • 審査・表彰式

 

今回は、PLATEAUの3D都市モデルを活用した、社会課題を解決するアイディアの創出に取り組みました。

1日目はPLATEAUの概要やユースケース(活用事例)の紹介、「Figma」や「PLATEAU SDK」などのツールレクチャーの講義を行いました。アイディアソンに向け、3D都市モデルについての知識を深め

る時間となりました。

初日の講師を務めた4名。(上段左から)国土交通省 都市局 国際・デジタル政策課 係長 春名 慧氏、アクセンチュア株式会社 ビジネスコンサルティング本部 ストラテジーグループ マネージャー土田 秦平氏、(下段左から)株式会社cenco 岡部 千幸氏、株式会社シナスタジア 開発本部 鈴木 智貴氏

 

2日目の午前には「PLATEAU・GISをより知るためのワークショップ Re:Earth」を行い、午後からはアイディアソンを行いました。参加者はチームに分かれ、「日常生活を豊かにするもの」「防災」「観光」「SNS/エンタメ」の4つのテーマから関心のあるトピックを選択し、3D都市モデルを活用したアイデア出しやデモンストレーションの準備を進めていきました。

アイディアソンの様子

 

最終日の午前には成果発表会に向けた最後のアイディアソンを行い、午後から成果発表会が行われました。

成果発表の様子

 

最優秀賞は、土地の高低差などの情報を活用し避難ルートを提示する「防災くん」を提案した日本女子大学の有志チーム「オニオン」が受賞しました。

チームオニオン

 

優秀賞は、夜遅い帰宅時の危険回避を支援「夜の危険から回避!歩行ナビ」を提案した日本女子大学の有志チーム「キャラナッツ」が受賞しました。

チームキャラナッツ

 

審査員特別賞は、ひとり暮らしの女性をターゲットにした地域情報検索アプリ「リアルック」を提案した大妻女子大学の有志チーム「チーム欲張り」が受賞しました。

チーム欲張り

 

参加学生からの投票によって決定するオーディエンス賞は、避難場所や危険な場所を子どもたちが楽しく学べる「ハザードラッシュ!」を提案した日本女子大学の有志チーム「ピュレポテチ」が受賞しました。

チームピュレポテチ

 

ほかにも、障がい者向け内見アプリや災害ボランティア向けルート案内、街歩きアプリなど、3D都市モデルならではのアイディアが提案されました。

集合写真

 

それでは次回のブログでお会いしましょう👋🏻


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